ZOZOに出られない? “新リーグ寄り”シンガポール参戦が悩ましいワケ
2022年 インターナショナルシリーズ シンガポール
期間:08/11〜08/14 場所:タナメラCC(シンガポール)
「LIV」勢が続々参戦 リード、稲森佑貴、木下稜介らが高額賞金シリーズへ
◇アジアンツアー◇インターナショナルシリーズ シンガポール 事前情報◇タナメラCC(シンガポール)◇7535yd(パー72)
総額150万ドル(約2億円)の高額賞金がかかるインターナショナルシリーズの第3戦は11日(木)から4日間の日程で行われる。国内ツアーでプレーする久常涼をはじめ日本勢も多くエントリーした。
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新リーグ「LIVゴルフシリーズ」に参戦し、対立する欧米ツアーの出場資格を持たない複数のプレーヤーが、同じサウジアラビア政府系ファンドの後押しを受けるアジアンツアーに流入。メジャー王者の資格を持つパトリック・リードをはじめ、招待選手としてピーター・ユーライン、チェイス・ケプカ、アンディ・オグルトゥリーらが“新天地”を求めてきた。
同じく新リーグでの経験がある稲森佑貴、木下稜介、香妻陣一朗は世界ランキング300位以内の資格で出場、前週の「日本プロ」からの連戦となる。関藤直熙はアジア下部ツアー賞金王(2019年)のカテゴリでフィールド入りした。
タイでの新シリーズ初戦で優勝したキム・シバン(韓国)、イングランドでの第2戦を制したスコット・ビンセント(ジンバブエ)らも参戦。昨年の「アジアパシフィックアマチュア」で中島啓太にプレーオフで敗れたコー・タイチは、依然としてアマチュアながらイングランドで25位に入るなどツアーでも着実な歩みを見せている。
今年1月に行われた前回大会で優勝した現在20歳のキム・ジュヒョン(韓国)は前週、「ウィンダム選手権」でPGAツアー初制覇を遂げたばかり。いっそうのステップアップのきっかけにする選手は現れるか。
<主な出場予定選手>
稲森佑貴、スコット・ビンセント、木下稜介、キム・ビオ、香妻陣一朗、アンソニー・クウェイル、久常涼、ジャズ・ジェーンワタナノンド、パトリック・リード、ピーター・ユーライン、チェイス・ケプカ、アンディ・オグルトゥリー、関藤直熙、キム・シバン