ツアー開幕初日に首位に立ったのは名手トム･ワトソン（Bob Levey/Getty Images）

米国チャンピオンズツアー開幕戦「三菱電機選手権」が、ハワイ州ハワイ島にあるフアラライGCで開催される。トム・ワトソンが9アンダーで単独首位に立っている。

ついに幕を開けたチャンピオンズツアー。開幕戦初日の首位に立ったのは名手ワトソン。4番のイーグルのあと連続バーディを決めて折り返すと、後半はスタートから3連続バーディをマーク。さらに15番から連続バーディを決めて9アンダー。後続に2打差をつけ、単独首位に立っている。3日間の短期決戦だけに、一気に最後まで走り切る可能性も大。名手のゴルフに注目したい。

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首位と2打差の7アンダー、2位タイには、トム・レーマンと“ルーキー”フレッド・カプルス。カプルスはスタートホールでバーディを決める上々の滑り出しを見せたが、3番でボギーを叩き一歩後退。しかし、直後のホールでバーディを奪い返すと、連続バーディをマークして折り返し。後半はイーグルスタートを決め、最後もバーディで締めくくるなど、見事な内容でフィニッシュ。初参戦初優勝も可能性十分だ。

6アンダー、4位タイにはニック・プライス（ジンバブエ）ら4人。前回覇者のベルンハルト・ランガー（ドイツ）は、マーク・オメーラらと並び4アンダー、13位タイ。ローレン・ロバーツは3アンダー、19位タイ。ジェイ・ハースは2アンダー、23位タイ。名手の技巧に酔いしれる今季開幕戦。明日はどんな妙技が見られるのか、注目したい。