米国チャンピオンズツアー第18戦「全米シニアオープン」が、7月28日（木）から31日（日）までの4日間、オハイオ州、NCRカントリークラブで開催される。この大会は、今年で25回目を迎えるメジャー戦であり、歴代優勝者にはアーノルド･パーマーやゲーリー･プレーヤー、ジャック･ニクラスなど、トッププレーヤーが名を連ねている。そんな権威あるトーナメントで、勝利を掴むのは一体誰なのか、興味は尽きない。

昨年は、大会2日目が豪雨で順延になったため、最終日に決勝ラウンド36ホールが実施された。そんな状況の中、トム・カイトが一時2位以下に3打差をつけてトップに立ったものの、終盤に差しかかって失速。代わって首位に躍り出たピーター・ジェイコブセンが、後続を振り切り、メジャー戦でチャンピオンズツアー初優勝を飾っている。果たして、ジェイコブセンの2連覇なるか注目したい。

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さらに、先週の「全英シニアオープン」で優勝し、いいコンディションをキープしているトム・ワトソンと、同大会でシニア初参戦3位という好結果を残した、ホワイトシャークことグレッグ・ノーマン（オーストラリア）が参戦。この2人の動向からも目が離せない。

最後に日本からは、飯合肇と徳永雅洋が出場。ビッグトーナメントで、どこまで上位に食い込んでいけるか期待したい。

【主な出場予定選手】
飯合肇、徳永雅洋、T.ワトソン、T.カイト、C.スタドラー、G.ノーマン、H.アーウィン、A.パーマー、C.ストレンジ、P.ジェイコブセン