全英オープンの作り方/競技委員・山中博史のロイヤルリザムレポート<5>
2003年 エメラルドコーストクラシック
期間:04/18〜04/20 場所:ザ・ムーアズCC(フロリダ州)
首位から2打差に10人が固まる大混戦!!
米国チャンピオンズツアー(米国シニア)第8戦「エメラルドコーストクラシック」は、2日目に入り、順位が大きく入れ替わった。初日首位のギル・モーガン、レオナルド・トンプソンの2人が2ストローク伸ばしたが、それを上回る選手が続出した。
この日もっともスコアを伸ばしたのは、イーブンパーの53位からスタートしたボビー・ワドキンスだった。初日に唯一バーディを奪った7番パー5でイーグルを奪ったワドキンス。その後は7つのバーディを量産した。通算9アンダーでモーガンなどと同じく3位に急浮上した。
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首位に立ったのは、トム・ワトソンとボブ・ギルダーの2人。16、17番の連続バーディで一歩抜け出したワトソンだが、最終18番ホールで2日連続となるボギーを叩いてしまい10アンダー止まりだった。
1999年のシニアツアー入り以来、毎年1勝づつ挙げているワトソンが、名称も新たなチャンピオンズツアーでの1勝目を挙げるか注目が集まる。
今週、日本からは海老原清治が唯一出場している。その海老原が、派手なゴルフを見せていた。スタートの1番ホールでボギーを叩いた海老原だが、続く2番からは4連続バーディ。本来はこのまま突っ走りたいのだが、6番、12番18番の要所でボギーを叩き、出入りの激しいゴルフになってしまった。
現在海老原は5アンダー17位タイ。首位とは5打差に過ぎず、この日の爆発力が出れば、優勝争いに絡むことも難しくない。
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