全英オープンの作り方/競技委員・山中博史のロイヤルリザムレポート<5>
2003年 リバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフ
期間:04/25〜04/27 場所:ウェスティン・サバンナハーバーゴルフリゾート&スパ(ジョージア州)
シニアには辛い36ホール、青木功は最下位!
米国チャンピオンズツアー(旧シニア)第9戦「リバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフ」が、ジョージア州にあるウェスティン・サバンナハーバーゴルフリゾート&スパで開幕した。前日初日のラウンドを迎えたが、悪天候のためスタートできたのは22名のみ。ほとんどの選手が、この日36ホールラウンドする過酷な1日を過ごした。
第1ラウンドで首位に立ったのは5アンダーをマークしたアルゼンチンのV.フェルナンデスだった。2月に行われた「The ACEグループクラシック」で優勝したフェルナンデスが好スタートを切ったが、第2ラウンドはスコアを1つ落とし、8位に後退してしまった。
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代わって首位に浮上したのは、後半の18ホールで7ストローク伸ばしたブルース・リツキだった。この日前半の18ホールは2アンダーだったリツキだが、第2ラウンドに入ると、1イーグルに5バーディと勢いに乗り、9アンダーまで伸ばしてきた。
首位と1打差の8アンダーには、ダナ・クイグリー、さらに1打差にヒューバート・グリーンが続いている。2人とも第2ラウンドに5ストローク伸ばし、優勝争いに加わっている。
日本からは青木功が唯一出場している。初日1ホールだけラウンドした青木は、いきなりボギーを叩きこの日のラウンドを終えた。その悪い流れを断ち切れず、この日35ホールラウンドし、2ラウンドともに5オーバーで最下位になってしまった。
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