米国チャンピオンズ/メジャー最終戦を制するのは再び「初優勝者」?
2003年 フォード・シニアプレーヤーズ選手権
期間:07/10〜07/13 場所:TPC of ミシガン(ミシガン州)
T.ワトソンが8つ伸ばして単独首位に急浮上!!
ミシガン州ディアボーンにあるTPC of ミシガンで開催されている、2003年米国チャンピオンズツアー第18戦『フォード・シニアプレーヤーズ選手権』の2日目。昨日のこのコーナーで予言したわけではないが、予想が当たってしまった。
初日上位につけた選手たちのスコアが伸び悩み、順位が大幅に入れ替わった。この日最もスコアを伸ばしたのは、絶好調のトム・ワトソンだ。初日2アンダー23位と静かなスタートを切ったワトソンだが、2日目は8バーディ、ノーボギーのラウンドで10アンダーまで伸ばし単独首位に踊り出た。
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今シーズン未勝利のワトソンだが、5月の全米オープンでは結果的に28位に終わったが、大会を大いに盛り上げた。そして先週行われた全米シニアオープンでは2位に入るなど、今シーズンすでに2位が3回。昨年10月に行われたツアー選手権以来の優勝を狙っている。
首位のワトソンを2打差で追いかけるのは、7位から浮上してきたアンディ・ノース。ボギーを3つ叩きながらも6つのバーディを奪い3ストローク伸ばしてきた。さらに1打差の7アンダー3位には、初日首位のギル・モーガンと、2位スタートのマイク・マッカラーに加え、3アンダー15位から浮上してきたボブ・マーフィ、テリー・モーニーの4人が並んでいる。
気になる日本勢だが、初日イーブンパーの青木功はこの日もイーブンパーでラウンド。2番ホールでトリプルボギーを叩いたが、バーディを5つ奪うなど後半盛り返した。周囲がスコアを崩しているため、40位から29位まで順位を上げている。
また、初日8オーバー77位と大きく出遅れた海老原清治は、6バーディ5ボギーと忙しいラウンドだったが、スコアを1つ伸ばし66位と少し順位を上げた。それでも海老原は、終盤の上がり3ホールを全てバーディで締めくくり、明日以降につながるフィニッシュだった。