全英オープンの作り方/競技委員・山中博史のロイヤルリザムレポート<5>
2003年 SAS選手権
期間:09/19〜09/21 場所:プレストンウッドCC(ノースカロライナ州)
リツキの3連覇を阻止すべく、ワイブリング、エイハーンが好発進
米国チャンピオンズツアー第27戦『SAS選手権』が、ノースカロライナ州のプレストンウッドCCで開幕した。
第1回大会の2001年と昨年の第2回、この大会の優勝者はブルース・リツキしかいない。今年3連覇狙う.リツキは、2バーディ、1ボギーと安定したゴルフを展開。1アンダー26位タイで初日は様子見といったところか。2日目以降のチャージを予感させる。
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初日7アンダーでトップに立ったのはD.A.ワイブリング。10番ホールからのスタートとなり、11番でバーディを取ると、15番から18番まで4連続バーディを奪った。後半は5ホールパーが続いた後、6番でボギーを叩いてしまった。しかし、このボギーが再びワイブリングのスイッチを切り換えてしまい、残る3ホールを全てバーディで締めた。
そしてJ.エイハーンも同じく7アンダーでトップに並んでいる。前後半4つずつのバーディを奪い、ボギーはスタート直後の11番に叩いた1つだけ。初日パーオンを出来なかったのは2回だけと正確なアイアンショットを披露。バーディを確実に奪っていった。
そのほか日本の青木功は、先週「コンステレーション・エナジークラシック」で7位と調子を上げてきたかに思われたが、この日3バーディ、5ボギー、トータル2オーバー54位タイと大きく出遅れてしまった。なお、海老原清治は今大会に出場するため、他の選手の欠場待ちをしていたが、欠場者が現れないとみると早々にエントリーを取り下げていた。
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