全英オープンの作り方/競技委員・山中博史のロイヤルリザムレポート<5>
2003年 SAS選手権
期間:09/19〜09/21 場所:プレストンウッドCC(ノースカロライナ州)
J.エイハーンが12アンダーで頭1つ抜け出した!
ノースカロライナ州のプレストンウッドCCで開催されている、米国チャンピオンズツアー第27戦『SAS選手権』の2日目。初日7アンダーをマークし首位に立ったジム・エイハーンが、この日も5ストローク伸ばし12アンダーで単独首位に立った。
前半は1バーディのみで静かなスタートを切ったエイハーンは、後半2バーディの後17番パー5でイーグルを奪った。2位に3打差をつけ、今年5月に行われた「ミュージックシティ選手権」に続くシーズン2勝目に王手をかけた。
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3打差でエイハーンを追うのは、ウォルター・ホールとボビー・ワドキンスの2人。ホールが6ストローク伸ばし10位から浮上してきたが、この日最もスコアを伸ばしたデビッド・イーガーが、7ストローク伸ばし26位から8アンダーの4位に浮上してきた。
今大会3連覇を狙うブルース・リツキは、初日1アンダー26位につけ追い上げが期待された。2日目はボギー先行の苦しい立ち上がりになり、15番までに4ストローク落としてしまった。そのままズルズルと後退するかと思われたが、16番でバーディ、さらに17番ではイーグルを奪い、トータル1オーバーにとどめた。それでも首位に12打差の42位に後退し3連覇は難しい状況となった。
また、今週日本から唯一の参戦となった青木功は、10番ホールからスタートし前半は全てパー。後半に入り2バーディ、1ボギーとスコアを1つ伸ばした。通算1オーバーにしたが、周囲もスコアを伸ばしているため順位は58位から50位までしか上がっていない。
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