米国チャンピオンズツアーの第10戦「全米シニアプロ選手権」が、5月21日（木）から24日（日）までの4日間、オハイオ州にあるカンタベリーGCで開催される。往年の名プレーヤーが顔を揃える、米国シニアツアーのメジャー初戦だ。

一進一退の戦いとなった昨年大会を制したのは、最終日を首位と1打差の2位タイからスタートしたジェイ・ハースだった。ハースは、この日4ストローク落としたものの、首位スタートのベルンハルト・ランガー（ドイツ）が大きく崩れたために、後続に1打差の通算7オーバーで逆転優勝を果たしている。

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今大会の見所は、何と言っても尾崎直道、飯合肇、友利勝良、室田淳、渡辺司の日本勢5人。なかでも、前週の「リージョンズチャリティクラシック」で単独3位に食い込んだ尾崎には、優勝争いに絡む活躍が期待される。

さらに、大会連覇と今季初勝利を目指すハースをはじめ、ランガー、ローレン・ロバーツ、ニック・プライス（ジンバブエ）、キース・フォーガス、エドアルド・ロメロ（アルゼンチン）といった、今シーズンタイトルを挙げて波に乗る選手らが、栄冠を目指して激戦を展開する。見所満載のメジャー初戦となりそうだ。

【主な出場予定選手】
J.ハース、B.ランガー、L.ロバーツ、K.ファーガス、E.ロメロ、T.カイト、尾崎直道、飯合肇、友利勝良、室田淳、渡辺司