2009年 全英シニアオープン
期間:07/23〜07/26 場所:サニングデールGCオールドC(イングランド)
R.ロバーツ、三つ巴のプレーオフを制して戴冠!尾崎直道は47位タイでフィニッシュ
イングランドにあるサニングデールGCオールドコースで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第15戦「全英シニアオープン」の最終日。ローレン・ロバーツがフレッド・ファンク、マーク・マクナルティ(アイルランド)とのプレーオフを制し、2度目のタイトルを手にしている。
ファンクと共に、2位タイで最終日を迎えたロバーツ。立ち上がり4ホールで2ボギーを叩くなど不安な立ち上がりを見せたロバーツであったが、それ以降は安定しパーセーブを続けて前半終了。後半に入ると復調して4つのバーディをマーク。通算12アンダーまでスコアを伸ばしてホールアウトし、3バーディ、ノーボギーでラウンドしたファンク、7位タイからベストスコアをマークして追い上げたマクナルティによる三つ巴のプレーオフへと突入。
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まずプレーオフ1ホール目でファンクがバーディを決められずに脱落。ロバーツとマクナルティの一騎打ちとなったプレーオフ2ホール目では両者共にパー。そして迎えた3ホール目、再びパーセーブしたロバーツが2006年以来、自身2度目となる「全英シニアオープン」での優勝を手に入れた。
通算11アンダーで、プレーオフを争った3人に続いて単独4位に入ったのは、ベルンハルト・ランガー(ドイツ)。初日の出遅れが悔やまれる結果となった。首位スタートのグレグ・ノーマン(オーストラリア)は、前半記録した連続ボギー、そして終盤17番のダブルボギーが響いて通算9アンダー、6位タイでフィニッシュしている。トム・ワトソンは、序盤スコアを落したが、前半上がりを3連続バーディで締めるなど見せ場を作り通算7アンダー、8位タイで大会を終えている。
日本勢唯一の決勝ラウンド進出を果たした尾崎直道はスタートホールでバーディを決める順調な立ち上がりを見せたが、後半に2つスコアを落とし通算4オーバー、47位タイで大会を終えている。