メリーランド州にあるボルチモアCCで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第26戦「コンステレーション・エナジー・シニアプレイヤーズ選手権」の2日目。ベン・クレンショーが単独首位に躍り出ている。

マスターズを2度制した男が、久しぶりに表舞台に帰ってきた。前半こそイーブンで終えたものの、後半は4バーディと、技巧派らしくきっちりまとめ、通算7アンダー。上位陣がもたつく中、リーダーズボードの一番上に名を刻んでいる。久々の勝利をビッグタイトルで飾ることはできるか？後半戦が楽しみだ。

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名優の躍進はクレンショーだけではない。単独2位につけたのは、フレッド・ファンク。3ボギーを叩くも、5つのバーディで挽回。通算6アンダーとして、混戦から一歩抜け出している。シニアに入ってからの実績では、クレンショーを上回っているだけに、負けられないところだろう。

通算5アンダー、3位タイには、ジーン・ジョーンズ、トム・ジェンキンスの2人。続く通算4アンダー、5位タイには、ベルンハルト・ランガー（ドイツ）ら4人。さらに、ジェイ・ハース、スコット・ホークらも通算3アンダーで続いており、虎視眈々と上位をうかがっている。なお、尾崎直道は、1アンダーのまま、21位タイ、倉本昌弘も4オーバーのまま、66位タイにつけている。後半戦の活躍を期待したい。