2007年 ギントリビュート
期間:05/31〜06/03 場所:リバータウンCC(サウスカロライナ)
距離感が合わずに苦戦の宮里、77位タイと出遅れる
米国女子ツアー第12戦「ギントリビュート」初日、12:32スタートの宮里藍は、午後になって強くなった海風の影響もあり、4試合ぶりとなる初日オーバーパーのスタートとなってしまった。
次週のメジャー第2戦「マクドナルドLPGA選手権」に向けて好調を維持したい宮里だったが、この日はリンクス特有の風に悩まされる。スタート直後の1番ホールでは、パーオンしたものの10mを3パットしてのボギー。5番でバーディを奪い返したが、7番ではセカンドが奥のカラーまで行ってしまい、そこから寄せきれずにボギーとする。8番、9番ではワンピンにつけたが、このバーディチャンスをものに出来ず、前半を1オーバーで折り返した。
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後半に入っても流れは変わらない。10番ではグリーン手前のバンカーに捕まり、12番では2打目をグリーンオーバーさせて、共にボギーとしてしまう。だが、13番、15番をワンパットのナイスパーで乗り切ると、16番でピン下6mを沈めてこの日2つ目のバーディ奪取。しかし、最終18番で2打目がバンカーに入り目玉となると、出すだけのボギーフィニッシュで、結局この日は2バーディ5ボギーの75、3アンダー77位タイと出遅れてしまった。
「今日はセカンドの距離感が合わなくて、チャンスが少なかったです」という宮里。しかし、ショットの調子自体は悪くない。「あと1ヤード、2ヤード足りなかったりして・・。こんな日もあるのかなって感じですね」と、早くも気持ちを切り替えていた。
「今週は長いホールでユーティリティを使わないといけないので、手前にピンが切られているときは、スピンが掛からないので難しい。長いホールでボギーを打たないことが大切ですね」と、攻略ポイントを上げる。明日は8:54と早い時間のスタート。条件の良い朝のうちに、スコアアップと行きたいところだ。