2008年 ギントリビュート
期間:05/29〜06/01 場所:リバータウンCC(サウスカロライナ)
「あと3つくらい伸ばせた」安定感のあるゴルフで17位タイスタート
サウスカロライナ州にあるリバータウンCCで行われている米国女子ツアー第14戦「ギントリビュート」初日、霧雨の舞う重苦しい空気を感じさせない好プレーを宮里が見せてくれた。
インスタートのこの日、まずは13番でピン右2mにつけてバーディを奪う。15番でも2mのチャンスにつけるが、これは決められない。すると、17番パー3ではグリーン手前のハザードに捕まってしまい、ティから15~20ヤード手前のドロップゾーンから打ち直しとなったが、これをピン下2.5mにつけて1パット。ナイスボギーで切り抜けた。
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この日はパットの冴えが見られた宮里は、ロングパットもきっちりとカップに寄せ、危なげなくパーを拾っていく。折り返した後半は、5番で12mのスネークラインとなるロングパットを沈めてバーディを奪うと、最終9番パー3でも右上10mを沈めてバーディフィニッシュ。ガッツポーズが飛び出した。
結局この日は3バーディ1ボギーの「70」。首位と5打差の通算2アンダー、17位タイとまずまずのスタートを切った。
「凄くいいプレーだった」と宮里も自画自賛。「良いイメージ、良いフィーリング、良い集中力で最後までプレーできた。欲を言えばあと3つくらい伸ばせたと思う」と、スコア以上の手ごたえを感じていた宮里。チャンスパットが入らなくても、「ショットがいいから、まあいいや」と、いつもならイライラしてしまうところを、冷静に保てた事も良い内容を維持できた要因だという。
「明日も気持ちの波を作らないように、気を引き締めて頑張ります」という宮里。「いかに自信を持ってプレー出来るかですね」と、笑顔で締めくくった。