2007年 ADTチャンピオンシップ
期間:11/15〜11/18 場所:トランプ・インターナショナルGC(フロリダ州)
好調時を彷彿とさせる内容に、「いい調子に戻りつつあります」
「いつでも勝てると思う」と本人も認めていた好調ぶりから一転、終盤は大スランプに見舞われた宮里藍。その長く暗いトンネルを抜け出せない状態のまま、いよいよ最終戦の「ADTチャンピオンシップ」を迎えた。
昨年大会は優勝争いを演じる健闘を見せた宮里。最終日で惜しくもフリエタ・グラナダに優勝を奪われ、悔しさを残してシーズンを終えた。今年も昨年と同じ会場で開催されるとあり、コースに関しては良いイメージを持って臨めるはず。昨年のリベンジ、そして来季へと繋げるためにも、納得のいくプレーで有終の美を飾りたいところだ。
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その決意の表れだろうか。この日プロアマ戦に参加した宮里は不振が続くドライバーを多く手に取っていたが、ここ数試合のものとは飛距離も方向性も明らかに違っていた。「これまでは技術的なことを考え過ぎて、フィーリングを考えずに打っていた。今は技術的なことは置いといて、フィーリングを優先するようにしています」と話す通り、好調時を彷彿とさせるショットを連発。「いい調子に戻りつつありますね」と、自身も確かな手ごたえを感じていた。実際、パー4で2打目を直接カップにねじ込んでイーグルを記録するなど、プレーの質は明らかに向上。その表情も明るく、ゴルフを楽しんでいるようにも見えた。
今大会は、3日目を終えた時点での上位8人が最終日に進出する変則的な競技内容。「最後の8人には残りたいですね。プレッッシャーがかかるとは思いますが、その中で良いフィーリングを掴みながらショットを打つことがテーマです」と話す宮里。まずは初日の結果に注目したい。
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