ショットが安定せず苦しむ宮里藍（写真は10月22日撮影）

タイで開催されている「ホンダ LPGA タイランド 2007」に出場している宮里藍。昨年から始まった大会で、昨年の宮里はこの時期日本での試合に出場していたため、今回が初めてとなる。

先週の「コリア選手権 presented by SEMA Sports」は出場を見合わせ、今週月曜日の日本で行われたスキンズマッチに出場し、その後すぐにタイに向かった。足の怪我からショットの調子を崩してしまった宮里は、今週もドライバーの調子が戻らず苦戦を強いられている。

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前半は少しスライス気味に出たボールがフェアウェイ右サイドのラフに入れるミスが目立ちボギーが4つ。後半は左サイドに引っ掛けるミスが出るようになり、ダブルボギーを2つも打ってしまった。

1番ホールは3番ウッドでフェアウェイを捕らえたが、2番からはラフに入れながらも12番までドライバーをかたくなに使い続けた。ラウンド後そのことに触れると「練習ラウンドでは良いフィーリングで打てていたので、ラウンド中も良くなるだろうと思って我慢して使い続けました・・・」という回答が帰ってきた。

終盤は3番ウッドでのティショットが奏功し、バーディを2つ奪う内容だった。明日以降はドライバーを封印するかは決めていないそうだ。初日のラウンド後もしばらくはドライビングレンジでドライバーショットの練習を繰り返していた。