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2007年 ステートファームクラシック
期間:08/30〜09/02 場所:パンサークリークCC(イリノイ州)

宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、無残!途中棄権で大会を終える

「ステートファームクラシック」最終日、通算5アンダー17位タイからスタートした宮里を待っていたのは、これまでにない試練だった。

1番パー5。朝一番のティショットは大きく右に出てOB。「左に行くのは問題ないけど、タイミングが合わなくて右に行ってしまうのが問題で…」と昨日話していた宮里だが、一発目から嫌なショットが出てしまい、このホールを6オン1パットのダブルボギーとしてしまう。続く2番パー3でバーディを奪い、3番もナイスパーで切り抜けたが、宮里の踏ん張りはここまでだった。

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4、5、6番と連続ボギーで迎えた7番パー4。1打目を左の池に入れた宮里は、打ち直しの3打目も木に当てて再び池に入れてしまう。5打目でようやくグリーン奥のラフまで運び、そこから寄せワンの「7」。トリプルボギーとした宮里は、次の8番のティショットを打つ前に、「体調不良」という理由で競技を棄権した。朝から軽いめまいがしていたという宮里だが、コメントは残さずに会場を後にしている。

この後は、ソルハイムカップを挟んで9月27日開幕のナビスターLPGAクラシックまで3週間は試合出場の予定がない。日本への帰国予定もなく、父が来る予定もないと言う。この3週間をどう過ごし、問題をどう克服して復帰するか、宮里の戦いは新たな局面を迎えている。

2007年 ステートファームクラシック



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