2009年 サムソンワールド選手権
期間:09/17〜09/20 場所:トーリー・パインズGC(カリフォルニア州)
2打差5位発進の藍「集中すべきポイントが分かった」
米ツアー初優勝を挟んだここ6試合連続でトップ10入りを果たしている宮里藍。今週は出場選手20人というエリート枠での大会だが、その好調さは衰えていない。
1番スタートのこの日、宮里はいきなりボギー発進としてしまう。それでも、「1番は難しいホールなのでしょうがないやという感じで、2番からスタートする気持ちで行けました」とあっさりと切り替える。直後の2番で7mのスライスラインを沈めると、そこから3連続バーディ奪取。8番でもバーディを奪って、前半を3アンダーで折り返した。
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後半は一転、長いバーディパットがカップをかすめる惜しいホールが続いたが、最終18番パー5で、ドライバー、5Wでピン左7mに2オン成功。イーグルこそならなかったが、確実にバーディを奪って、通算4アンダー、首位と2打差の5位タイで初日を終えた。
「100%の状態でスタート出来なかった」という宮里だが、ラウンド中に集中すべきポイントが分かったのが大きいという。「ボールポジションなのか、腰の切り返しのタイミングなのか、色々考えたけど、テンポなんだと。それに集中すれば良いと分かっただけで十分です」と、明日に繋がる手ごたえを掴んでいた。
「本当に予想を超えるスコアが出ている」と、自分も含め周囲のスコアの伸び方に戸惑いも見せる宮里だが、今の精神状態ならばどこまでも上って行けそうだ。「あと3日でどこまで伸ばせるかは想像できないので、どれだけ自分のプレーに集中してチャンスを掴めるかだと思う」と、宮里はしっかりと自己を見つめた。
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