自身3度目の2週連続優勝をかけた一戦となる宮里藍

前週の「SANKYOレディース」で、3年ぶりとなる国内ツアー制覇を遂げた宮里藍。今週は、2006年以来の出場となる「富士通レディース」が戦いの舞台となる。自身3度目となる2週連続優勝をかけた一戦となるが、「先週は先週、今週は今週だし、そのあたりは変わりません」と、特に意識している様子はない。

「今は、結果を引きずることは無くなってきた。1打1打に集中しているから、そうなっていると思う」と話す宮里。悪い結果はもちろんのこと、時としては良い結果も翌週に悪影響を及ぼすのがゴルフ。米国ツアーで得た経験が、週が変わるごとに気持ちをリセットできる精神的コントロールを生んでいるのだろう。

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「ショットのフィーリングは良いし、グリーンは昨日よりも速くなっていて、イメージが出しやすくなりました。調子は良いと思います」と、好調さも継続している様子。例年、風に悩まされる選手も多いコースだが、「17番（パー3）で風が舞っている気がしました。ティグラウンドでは上げていて、グリーン上ではフォロー。今日もクラブ選択が難しいね、という話をしていました」と、17番への警戒を深めていた。

掲げる目標は、1日4アンダー。「結果はコントロールできないし、意識してもしょうがない」。米国ツアーと同様、結果を求め過ぎることなく、自らが設定した目標だけを目指すスタイルで挑む。