今季初戦を迎える宮里藍。充実のオフを過ごせたようだ

米国ツアーを主戦場に置く宮里藍が、3年目のシーズンを迎えた。そのシーズン開幕戦に選んだのは、7日（木）からオーストラリアで開催される欧州女子ツアー「ANZマスターズレディース」だ。

オフには、ボールを曲げる練習やスイングのテンポに注意を払いながら、ショットの調整に時間を費やした。昨年のシーズン終盤、ショットの乱れが予選落ちを繰り返す原因となったからだ。「（ショットの）イマジネーションの幅を広げる意味で、どうしてこれまで曲げる練習をしてこなかったのかが不思議なくらい。充実した練習ができました」と笑顔を見せた。

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「去年はフィーリングを重視するのか、メカニックの面で修正するのか迷い、どちらか決めるのに時間がかかってしまいました。最終的にはフィーリング。やるべきことが決まったので、これは大きいことです」と、指し示す道が1本に定まり、確信を持って調整に臨めることへの重要性を語っていた。

初日は、午前6時50分のスタート。この日のプロアマ日はフェアウェイに水が浮くほどの豪雨に見舞われており、「雨の影響があると思いますが、集中して。（初日の）スコアは、5アンダー出せればいいですね。グリーンの芝目が強いので、気をつけないと」と、ビッグスコアへのポイントを挙げた。宮里藍の新たなシーズンが、間もなく開幕する。