9ホールを終えた時点でサスペンデッドとなり、早々に引き上げる宮里藍（Scott Halleran /Getty Images）

米国女子ツアー最終戦の「LPGAツアー選手権」2日目は、初日に続き悪天候に祟られる展開となった。宮里藍は当初、午前8時30分のスタート予定だったが、午後1時と大幅にずれ込んでのスタート。宮里は1度ホテルに戻り、ネットサーフィンや読書などをして過ごした後、ジムに行って体を動かしスタートに備えていたという。

風雨に耐えながらのプレーとなる中、「ラウンドはすごく良かったと思います。グリーンを外してもしっかりパーセーブできたし、雨が降ったり風が吹いたりしたけど、我慢したプレーができました」と、インからスタートした前半の9ホールを終えて、1バーディ、ノーボギー。18番を終えた時点で日没サスペンデッドとなり、通算イーブンパーの暫定32位タイに浮上した。

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この日は「雨が降って飛ばないし、距離が長いのでなるべく長いクラブを残しておきたかった」と、7番アイアンを抜いてウッドを6本に増やすセッティングで臨んだ宮里。その考えも奏功したのか、悪条件の中でも明日以降につながるプレーを見せ、心身の充実ぶりを感じさせた。

まだ第2ラウンドのスタートすらしていない選手が大半のため、明日の3日目もサスペンデッドとなることが予想される中、「明日のほうが大変かもしれない。早めに今日は休みたいですね。まずはハーフを終えられてよかったです」と、早々にホテルへと引き返した。