2006年 全米女子オープン
期間:06/29〜07/02 場所:ニューポートCC(ロードアイランド州)
「パッティングが良ければアンダーが出てもおかしくない」上位への鍵はパットにあり!
雨で初日が中止になった、女子メジャー第3戦「全米女子オープン」が、ロードアイランド州にあるニューポートCCで開幕。宮里藍は通算3オーバーの39位タイ発進となった。
ラフに入れてしまったらボギーは仕方ない程、荒れたコースコンディションの中、宮里は前半を1バーディ、2ボギーで折り返す。後半に入ってからも波に乗り切れず、2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーでホールアウト。なかでも17番では、ティショットを左に外し、さらにバンカーショットではコンクリートのように硬かったこともあり、上手く打てずにダブルボギー。さらに18番でも、1メートルのバーディパットを外してとにかく悔しい思いをした。最終的には、3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーでスコアを3つ落としている。
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「去年の『全米女子オープン』も、初日は3オーバーでした。でも、昨年が拾って何とか3オーバーだったのに対し、今年は終盤にスコアを崩しましたけど、バーディを奪うなどスコアメイクもできました。そういう意味では手応えが違います。悪いゴルフはしていないので、後は気持ち次第です。パッティングが良ければ、アンダーが出てもおかしくないと思います」
昨日は父・優氏とパッティングのチェックを行ない、ボールと目の位置、ハンドファーストに構えるなど主にフォームを調整した宮里。「この状態でよく、前々回のマクドナルドLPGAチャンピオンシップで優勝争いができたなあ・・・」と父が言う程バランスを崩していたが、それでも翌日には3オーバーの結果を残した。明日以降、本人も自覚しているように、パッティングが良くなってくれば、上位進出も十分可能だ。