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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、スコアを落とすも首位と2打差の2位タイをキープ

7,000人を超すギャラリーが訪れた大会2日目。大声援をバックに宮里は好スタートを切った。1番では2打目を3メートルにつけると、これを沈めてバーディ。続く2番パー5でも3打目を1メートルにつけて連続バーディ。朝からギャラリーのテンションは上がった。

続く3番ホール。ティショットをフェアウェイに置いた宮里だが、2打目はショートしてグリーン手前のバンカーに入れてしまう。そこからナイスアプローチでパーを拾ったものの、「フェアウェイの真ん中からだったし、チャンスはチャンスなので、あれで流れが途切れてしまった」と、2打目のミスを悔やんだ。

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その後は10番で4オン2パットのダブルボギーを叩くなどスコアを落とし、3バーディ2ボギー1ダブルボギーの73、通算1アンダーの2位タイで2日目を終えた。

スタート前に7番ホール(204ヤード/パー3)のピンポジションを見て、5Wの代わりにユーティリティの3番を入れたが、思ったよりアゲンストの風が強く、グリーンに届かなかったことを後悔した。「明日はピンも奥になると思うので、5Wでたぶん大丈夫です」。

「(トップと)2打差は遠いような近いような感じですね」という宮里。3年前にアマチュア優勝したときも、最終日は2位スタートだった。「うーん、3年前の方が我慢強かったかな(笑)」とおどけたが、「あの時は運もあったし。今回は自分でチャンスを掴みにいかないと!」と逆転優勝へ向け、気合をこめた。

2006年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント



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