2009年 日韓女子プロゴルフ対抗戦
期間:12/04〜12/05 場所:琉球GC(沖縄)
藍「自分のミス」、メジャーチャンピオン相手に惜敗
地元・沖縄で行われる「京楽日韓女子ゴルフ」に、5年ぶり2度目の出場を果たした宮里藍は、多くのギャラリーを引き連れて、メジャーチャンピオンのチ・ウンヒと対戦した。
前半は、「アイアンの縦の距離感がいまいちだった」という宮里。4番でボギーが先行すると、その後もチャンスにつけることが出来ずに、前半を1オーバーで折り返す。
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米ツアーで共に戦うチ・ウンヒとは、「アメリカの話とか、オフの話とか、ゴルフ以外のことを色々話していた」と、リラックスした雰囲気でのラウンドとなったが、勝負は別物。苦戦する日本チームを見て、「結果はコントロール出来ないので、私が1ポイントでも多く貢献しようと思った」と、粘りを見せる。
13番で5mのスネークラインのバーディパットを沈めると、17番パー5では2オンに成功してバーディ奪取。しかし、チ・ウンヒも17番、18番と確実にバーディを奪って、通算3アンダー。1アンダーの宮里が追いつくことは出来なかった。
「残念です。凄い悔しいけど、前半1つのバーディも獲れなかったのは自分のミス。それが、この結果に繋がったと思う」と、冷静に振り返る宮里。「(後半は)ショットが劇的に良くなったわけじゃないけど、13番で決めてリズムに乗れた」と、苦しい中でも流れを掴んでの健闘だった。
初日を終えて韓国チームに16ポイントと大差のリードを許してしまった日本チーム。「団体戦といっても、個人勝負なので、一人一人がポイントを重ねるしかない」と、目の前の1打に集中する宮里のように、各人が目の前の試合に勝つことしか、この差を埋めるすべはない。「それを受け入れて、私はチームに貢献出来るようにしたい」と、宮里は締め括った。