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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、「まずまず」のラウンドで3位キープ

米国女子ツアー開幕戦「ホンダPTT LPGAタイランド」の2日間、5ストロークずつスコアを伸ばして単独3位で3日目を迎えた宮里藍。首位との4打差を少しでも縮めたいところだったが、今大会初のボギーを5番で叩いてしまった。

グリーン左サイドからのアプローチの瞬間、シャッター音が響いたが、「クラブを下ろしているところだったので、スイングは止められませんでした。でも、それほど悪いショットではなかったです」と振り返る。この日、宮里が気づいただけでも3回ほどスイング中にシャッター音を感じたが「そういう状況に負けないようにしようと、ミックとも話していて、気持ち的に負けることは無かったので、良かったと思います」とプレーに影響することは無かった。

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7番パー5では3打目のアプローチを10cmに寄せ、10番では上り3mを沈めてガッツポーズ。さらに15番でも1.5mのバーディパットを決めて12アンダーまでスコアを伸ばした。

16番では「思ったよりグリーンが軟らかくて、ざっくりしてしまいました」とアプローチをミスしてこの日2つ目のボギーを叩く。しかし、「思わず笑っちゃいましたね」と落ち込むこと無く次のホールに気持ちを切り替えた。

そして最終18番パー5、2打目でグリーン手前の花道に運び、3打目はピン手前1m。セオリー通りの攻略法でバーディフィニッシュ。「今日はピンポジションが難しかったので、私としては満足しています」と納得のラウンドで、通算12アンダーで3位をキープ。同組でラウンドした上田桃子らと並び、最終日は6打差で首位を走るS.ペターセンを追うことになった。

2010年 ホンダPTT LPGAタイランド



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