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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、終盤に失速して振り出しに…「でも、今日はナイスでした」

米ツアーから凱旋帰国して今季女子メジャー初戦の「ワールドレディスサロンパスカップ」に出場している宮里藍。大会2日目は午前スタート。帰国直後の時差ぼけも少しずつ良化し、決勝ラウンドへ弾みをつけたい1日となった。

1番から出た宮里は、スタートホールの第2打をピン左7mにつけると、昨日に引き続いてこのパットを沈めるバーディ発進。すると、3番パー5、5番パー5と3打目をきっちりとピンに絡めてバーディを奪う。ショットが多少曲がっても、この日の宮里はグリーン上でことごとく微妙な距離のパットを沈めていく。

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「グリーンが凄く素直なので、狙ったところにストロークしたら入ってくれる」と宮里。芝が揃っていなかったり、所々禿げていたりする米ツアーのグリーンとは違い、メンテナンスの行き届いた日本のゴルフ場では、「自分のフィーリングを信じて打てば入る気持ちはある」と、迷い無くカップを狙うことが出来ている。

しかし、後半小さな落とし穴にはまったのは12番パー5。第3打を1.5mのバーディチャンスにつけたものの、このパットを外して流れを止めてしまう。終盤には一時ざっとした雨にも見舞われ、最終ホールではグリーン手前のバンカーからホームランして奥のバンカーへ。4オン2パットのダブルボギーフィニッシュと、最後に手痛い失態を演じてしまった。

「最後は雨が降ったりして、少し集中力を保てなくなってしまった。でも今日はナイスでした」と宮里。結局、3バーディ1ボギー1ダブルボギーの「72」と、スタート時からスコアを伸ばすことは出来なかったが、順位は20位タイへと上昇した。

「アイアンがショート気味で、もうちょっとピンを攻めていくイメージがあっても良かったと思いました。でも、メジャーは最後まで何があるか分からない。明日も今日の前半みたいなプレーをしたら、上位を狙える可能性はあると思うので、しっかり休んで備えたいです」。残り2日で首位との差は9打。宮里の言葉通り、明日の巻き返し次第ではまだまだ勝負の行方は分からない。

2010年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



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