スコアを1つ伸ばしたが残念ながら予選通過には及ばなかった（Darren Carroll/Getty Images Sport）

米国女子ツアー「ステートファームクラシック」の初日にイーブンパーながら、88位タイと出遅れた宮里藍。1つでもスコアを伸ばそうと迎えた2日目は、3番で2mのパーパットがカップに蹴られてボギーが先行。さらに4番でも3パットで連続ボギーと苦しい展開になった。

6番パー5で2日連続のバーディを奪うと、序々にペースを取り戻し、この日はスコアを1つ伸ばして通算1アンダー。しかし、周囲の選手もスコアを伸ばす展開で予選通過のカットラインに1打及ばず予選落ちとなった。

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「風が強くて、長いホールがあったり短いホールがあったり極端で2通りに感じた」とラウンド中に感じた宮里は、「短いところでは取らなきゃ、長いホールではセーブしようと思ったけど・・・」と、思うようにゴルフができなかったことを反省する。

しかし、「風も影響するし。自分は耐えて、1つでも多く伸ばすしかないと思っていた。これでダメだったらしょうがない。昨日はボーっとしてる感じがあって、今朝も体が重くてなかなか思う調子にならないと思ってたけど、ラウンドが始まってからは大丈夫でした」と、前日のラウンドに比べて修正できた点には納得している。

特に終盤の16番パー5、そして最終18番でバーディを奪うことができたことで、次戦に繋がる良い終わり方ができたと実感。次週はニュージャージー州での「ショップライトLPGA選手権」に出場し、翌週のメジャー第2戦に備える。