2010年 LPGAチャンピオンシップ
期間:06/24〜06/27 場所:ローキャストヒルCC(ニューヨーク州)
藍、ショットに迷い・・・8打差を追う展開に
前週に飾った優勝の余韻が覚めやらぬ中、「LPGAチャンピオンシップ」初日を迎えた宮里藍。「思ったよりは落ち着いていました」と振り返る滑り出し、「会心の当たりでした」というオープニングショットはフェアウェイをしっかりとキープ。だが、2打目はショートしてグリーンに届かず、3オン1パットのパー発進とする。
無難な立ち上がりと思えたが、その後はガマンの展開が続いた。「ショットで、上半身と下半身のタイミングが少し合わなかった。迷いが出ていた」とショットが左右にバラつき、フェアウェイやグリーンを外す場面が目立つ。この状況に強風も追い討ちをかけ、「風の中でスコアメイクが難しかった」と、前半を2ボギーで折り返した。
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後半に入ってもショットの修正はできず、ボギーが先行。最終18番パー4もティショットを左のラフに打ち込むと、2打目はグリーンを狙えず出すだけ。2.5メートルのパーパットも外してボギーフィニッシュとし、この日「76」でフィニッシュ。首位に8打差となる4オーバーの97位タイと、出遅れる結果となった。
苦しい中にも、「いいパーセーブがたくさんあったし、よくガマンしたと思います」と総括する宮里。「パットが入ってくれなかったら今日は大変でした」と、ショットの乱れを何とかショートゲームでカバーした形だ。ショットの修正に関しては「原因は分かっているので、明日は大丈夫だと思います」とポイントは掴んでいる様子。パットは冴え渡っているだけに、明日の巻き返しに期待したいところだ。
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