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2010年 LPGAチャンピオンシップ
期間:06/24〜06/27 場所:ローキャストヒルCC(ニューヨーク州)

宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、連日の急上昇で24位タイに!さらなる浮上へ意欲

「LPGAチャンピオンシップ」3日目、通算3オーバーの48位タイからスタートした宮里藍は、午前7時20分に10番ティからスタートを切った。心配されていた腰の容態は「大丈夫です」と良好のようで、11番パー5ではバーディを先行。まずは一安心、といったところだ。

だが、13番パー3では3打目のアプローチが傾斜を伝ってカップから大きく逸れ、3オン3パットのダブルボギー。それでも「メジャーだし、そういうことは起きると覚悟はしていた」と気落ちすることなく、直後の14番では残り20ヤードのアプローチを直接沈めるチップインバーディ。宮里のプレーの礎である、強靭なメンタルを見せ付ける。

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18番でもボギーを叩いてしまうが、今度は折り返し直後の1番、2番で連続バーディ。「気持ちを切り替えながら、うまくコントロールできていたと思う」と、自身も納得の流れでラウンドを進め、最終的にこの日2アンダーでホールアウト。通算1オーバーの24位タイに浮上した。

初日の出遅れから着実に順位を上げてきた宮里だが、「ショートゲームでいまいち距離感が出せていない」と、特にアプローチへの課題を口にする。「最終日も耐えるところはしっかり耐えて、集中していれば(バーディ)チャンスも来ると思う。トップ20からはスコアが1打1打詰まっているので、1つでもチャンスを活かしたい」とさらなる浮上を誓い、足早にアプローチ練習場へと足を運んだ。

2010年 LPGAチャンピオンシップ



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