優勝に向けて、強い気持ちで試合に挑む有村智恵

先週開催された国内女子ツアー「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」を欠場した有村智恵が、今週開催される「リゾートトラストレディス」の会場となるグランディ軽井沢GCに元気な姿を見せた。

「だいぶ楽になりましたし、問題はありません」と話す有村。先週は腰痛のため医者で診てもらったら“軽いぎっくり腰”と診断された。「以前から腰が張ったり、慢性的な痛みはあったのですが、サイバー（エージェントレディス）の試合で、階段を駆け下りたときに違和感を感じて、この痛みは初めてでした」。1ヶ月も痛みを堪えていたことを打ち明ける。

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「その時も“ぎっくり腰”と診断されて、ゴルフはできたので続けていましたが、練習が辛くなってきたので、治療をすることにしました」。ツアーでの連戦を考えると、シーズン中ではあるが、試合を休んででも治療する決意をした。

今週は痛みもなくゴルフに集中できるようになり、有村の目標は“優勝”となる。「優勝から遠ざかっていると、自信をなくすというか不安になってくるので、早く優勝したいです」と話す。先週は試合に出なかったため、テレビでゴルフ中継を見て「優勝っていいなって思いました。気持ちの強いプレーをしていて、自分もこういうプレーができてるかなって。私も初優勝したときみたいに、新たな気持ちで頑張りたいです」。先週優勝した茂木宏美、さらに男子の小田孔明の気迫に刺激を受けた有村が、昨年4月以来の優勝を目指す。