初日は好調だったショットの精度を欠き7位タイに後退した有村智恵

森永高滝CCで開催されている「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」の2日目。首位に2打差の4位タイからスタートした有村智恵は、初日は好調を口にしていたショットの精度を欠き、スコアメイクに苦しむ展開に。3バーディ、2ボギーと1つ伸ばすにとどまり、通算3アンダーの7位タイに後退。首位に3打差で最終日を迎える。

「昨日はある程度（感覚を）掴めていたが、好調が続かないのが現状。3日間続けられるように練習で掴んでいくしかない」と不満の言葉が続く。4つあるパー5で、バーディは僅かに1つ。「チャンスにつけないといけないロングで、10mくらいを残してしまっては・・・」。要所でスコアを伸ばせない現状を嘆いた。

とはいえ、首位と3打差はまだまだ逆転圏内。ホステスプロとしてシーズン開幕前から優勝を誓っていた今大会、最終日までその可能性を繋ぎ、想いを遂げるチャンスは十分に残されている。「これから練習をして、明日の朝を良い状態で迎えられるようにしたい。いかにショットの良いイメージを作り上げるかですね」。これまで何回も口にしてきた「恩返しをしたい」との言葉。生命線であるショットの不安を、ホステスVへの強い気持ちでカバーする。（千葉県市原市／塚田達也）