終盤までバーディパットが決まらず苦戦した有村智恵

先週の国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を制した有村智恵が「マンシングウェアレディース東海クラシック」で、首位と5打差ながら3アンダー5位タイと、2試合連続優勝に向けてまずまずのスタートをきった。

大会前日「今週はどんどんバーディを獲りたい」と話していた有村だが、1番のスタートから14番まではすべてパープレー。チャンスもあったがバーディパットが決まらず、予想外に耐えるゴルフが続いた。

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しかし、15番パー5でピン奥8mに2オンさせると、2パットでバーディを奪い、16番パー3では1オンこそできなかったが、グリーン右サイドのラフから25ヤードのアプローチを直接カップインさせてバーディ。さらに17番は4mのパットを沈め3連続バーディを奪った。

「内容は悪くないです。上が走っていますけど、パッティングが決まらなかった。ラインが合えば明日には入ってくれると思います。自分の中での感触は悪くなかったですし、かみ合わせだと思います。何が原因だとか悩みすぎず、見極めて明日頑張ります」と冷静に話す。

先週の疲れもないと話す有村は、終盤まで耐えるゴルフを強いられたが、3連続バーディでフラストレーションをためずに2日目を迎えることになった。首位との差を少しでも詰めるべく、2日目こそバーディラッシュを狙う。（愛知県知多郡／本橋英治）