2009年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/22〜10/25 場所:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)
遼は連日の耐えるプレー、29位タイで決勝ラウンドへ
「ブリヂストンオープン」2日目を、首位に5打差の32位タイで迎えた石川遼。スタートホールの1番で右奥5メートルを沈めて幸先良くバーディを奪ったが、初日と同様、その後は耐えるプレーが続く。
バーディが欲しい2番パー5では、1.2メートルを外してパー。6番ではティショットを左の林に打ち込むが、何とかパーでしのぎ切る。それでも8番パー3では2メートルを沈めてバーディを奪い、2ストローク伸ばして後半へ折り返した。
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こだわりの強いドライバーに関し、今週は新しいテーマに取り組んでいるという石川。先週の日本オープンでは「腰をもっと速く切ること」をテーマに掲げ、今週は「そのためにどうするか」という取り組みだと話す。「トップからの切り返しの間、タメですね。タメを作って、一気にフォローに持っていく感じです」。イメージ通りに噛み合った時には300ヤードオーバーの弾道を見せるが、まだ調整段階のためか、時に大きく曲がるボールが飛び出すことも。14番パー4ではその代償を受け、左に曲げてOB。痛恨のダブルボギーとしてしまう。
最終的に5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと1ストローク伸ばすにとどまり、通算2アンダーの29位タイでフィニッシュ。首位とは8打差で決勝ラウンドを迎える結果となった。「2日間、よくガマンできたと思います。ここまでガマンできたんだから、あと2日間で良いことがあると思う」と予選ラウンドを総括。スイング調整に関しては「ポイントが絞られて来ているし、1つ1つ課題をクリアできています。あと2日間、もっとスイングを良くしていきたいですね」と順調をアピール。「残り36ホールで、あと(スコアを)10個以上伸ばしたい」と高い目標を掲げていた。