不運がミスを招いた？「少し薄めに入ったり」と、この日の石川はバンカーにも苦戦を強いられた

国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」の初日、石川遼は3バーディ、5ボギーのトータル2オーバー、81位タイと大きく出遅れた。

この成績にも「そんなに悪いゴルフじゃなかった」と振り返るが、「短いパットがなかなか入ってくれなかった」とパッティングに苦戦したことを告白。原因はインパクトの際に右に押し出してしまうミスによるもので、ラウンド後に練習場に急ぐと、タッチとストロークのずれを、すぐさま修正に取り掛かった。

＜＜　下に続く　＞＞

午後組の12時40分にインからスタートした石川は、序盤に2つのボギーが先行し苦しい立ち上がりとなる。15番（パー5）で1つ目のバーディを奪うと、18番のバーディパットも沈めてイーブンパーでハーフターンを迎えた。しかし、2番、4番の2つのホールでボギーとした後、6番（パー5）でようやくバーディ。しかし最終9番でもボギーを叩き、首位とは11打差と窮地に立たされた。

石川はこの日、バンカーにつかまる場面も多く「砂質に対応できなかった」と不運がミスを招く結果に。しかし石川は、そこは気にすることなく「今日は自分のミス。明日はパットをうまく転がせていければチャンスはある」と、2日目に挽回を誓う。（兵庫県川西市／糸井順子）