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石川遼

石川遼、ショットが安定せず36位タイに終わる

国内男子ツアー「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」は、石川遼にとってホスト大会の中でも所属選手として出場することもあり「優勝が最大の恩返し」と言う。大会3日目を終えて首位とは8打差と、逆転優勝へわずかな希望を持ってスタートした。

1番、2番をパーで終えた石川だったが、2番はフェアウェイからの2打目がグリーンをショートしアイアンショットでの不安を感じさせた。すると3番パー3では、ピンがグリーンの奥に切られた状況で、ティショットはピンの20ヤード以上も手前の池に捕まりダブルボギーとなる。

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7番パー3でもティショットは右サイドのピンに対して、ボールは左奥のバンカーへ。このホールはナイスリカバリーでパーセーブをするが、8番ではドライバーでのティショットを大きく右に曲げるトラブル。幸い刈り込まれた芝生の上にボールがあったがボギーにしてしまった。

後半に入っても11番、12番とボギーをたたいた石川は、この日3バーディを奪いながらも3ストローク落としてしまった。最終18番は、今週の石川を象徴するように2打目が池に捕まりボギーフィニッシュ。追い上げるはずが順位を落とすことになった石川は「前半タイミングが合わなかった」とショットでのミスが出てしまったことを悔やむ。

今大会4日間を振り返り「アイアンショットでは、だいぶ手応えを掴んで来ました。今日はドライバーショットもこすってしまったり、精度は低かった。トップが浅く、スイングが速くなってミスが出てしまったが、アイアンのスイングは良くなってきている」と、全体的にみたら収穫があったと話す。

「終わり方は悪かったが、気持ちを切り替えて、来週また良いプレーができると思います」。スイングに関しては試行錯誤を繰り返す石川だが、今週のミスを次週には引きずらないようにと気持ちを入れ替える。(兵庫県三木市/本橋英治)

2012年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン



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