2009年 マクドナルドLPGAチャンピオンシップ
期間:06/11〜06/14 場所:ブルロックGC(メリーランド州)
桃子、モヤモヤを脱し予選突破を狙う
米国女子ツアーのメジャー第2戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」に出場している上田桃子。大会前から調子が上がらない状態に、うつむき加減だったが、初日のラウンドはその不安が出てしまう形となった。
2番パー5でアプローチがピンまで2mしか寄せられずボギーを先行させると、5番はティショットを左サイドの林の中へ。9番でもボギーを叩き前半を3オーバーで終える。10番は2打目をピンの右1mにぴたりと付け、バーディパットを沈め右手こぶしを握りしめるガッツポーズを見せた。
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しかし、11番、12番、そして14番でもボギーを叩き5オーバーへ後退。15番パー5で、この日2つ目のバーディを奪い4オーバーに戻したが、初日は117位タイと大きく出遅れてしまった。
がっくりと肩を落としてクラブハウスに引き上げてきた上田は「天気みたいにモヤモヤしてましたね。(雨の影響で)距離も長くなってタフだな、と。同組の2人(ツアー屈指の飛ばし屋、ブリタニー・ラングと李知映)が飛ばすので、余計かも。イーブンパーで回れたらという気持ちで出たけど、ショットもアプローチも全てがよくなかった。私はランで飛ばすタイプなので、キャリーが出るドライバーに変えてもよかったけど、今週はFWキープを第一にしようと思っていた」。
上田は取材陣へのコメントを残すと、すぐに練習場に向かった。そして、キャディのテリーが見守る中、必死にパットの練習に励んでいた。予想される予選カットラインは1オーバーか2オーバー。4オーバーからスタートする上田は2つかそれ以上のアンダーパーでのラウンドが要求される。前半からバーディを奪い勢いに乗れるかが鍵となりそうだ。