2008年 大王製紙エリエールレディスオープン
期間:11/21〜11/23 場所:エリエールゴルフクラブ松山(愛媛)
25位タイに浮上するも、復調の糸口は見出せず
ショット、パットともに本来の切れが見られず、「大王製紙エリエールレディス」の第1ラウンドを2オーバーの31位タイで終えた上田桃子。迎えた2日目、1番ティからスタートした上田は、この日も「ショットは良くなかったし、パッティングのアドレスが全然しっくりこない」とスコアメイクに苦しみ、8番まで連続パーと伸び悩む展開が続く。
それでも9番パー5では3打目をピン下7メートルにつけると、これをねじ込みバーディを奪取。調子が悪いながらも要所を締め、1ストローク伸ばして後半へと折り返す。13番パー4ではボギーとするが、16番パー3ではピン右上1.5メートルにナイスオン。昨日に続けてこの得意ホールでバーディを奪うと、17番パー5では2オンに成功。7メートルのイーグルパットは外したものの、持ち前の攻撃的なプレーで連続バーディを奪い、最終18番パー4へと向かった。
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最終日へ向け弾みをつけるためにもバーディで締めたかったところだが、1.5メートルのパーパットを外して3パットのボギー。最終的に3バーディ、2ボギーと1ストローク伸ばすに止まり、首位と6打差の通算1オーバー、25位タイで最終日を迎えることとなった。
「途中で背中がピキッと来てしまって、軽く振るようにしていました」という上田。「それでも、何とかラウンドして来られたので良かったです」というものの、明日の最終日は、スイングへの影響が心配されるところだ。「気持ちよく来週を迎えられるように、明日は来週に繋がるゴルフをして行きたいです」。最終日は体の様子を窺いながらのラウンドになるが、ショット、パットの復調への糸口を見出すことができるだろうか。