この笑顔を見たいファンも多いはず。これからも期待しています！

初日4オーバーの出遅れを2日目に2つ取り戻した上田桃子。「マスターズGCレディース」最終日は、首位と7打差の22位タイと、珍しく優勝争いのプレッシャーとはほぼ無縁の位置からのスタートとなった。

前日、「ミズノ（クラシック）に繋がるよう、色々なショットを試したい」と、この日のラウンドを実戦で新しい技術にトライする良い機会と捉えていた上田だったが、その気持ちの余裕は、ラウンド中の笑顔となって現れた。

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「ショットが悪くて、パターは良かったけど、打っても打っても重かった」と、イメージ通りに行かない事も多かったが、ナイスパーを拾った時には笑顔を見せ、惜しいパットが外れた時には、悔しそうな苦笑いを浮かべるなど、ギャラリーに優しいプレースタイルでこの日1日をラウンドした。

最終日は2バーディ1ボギーと一つスコアを伸ばして、通算1オーバーの14位タイ。順位は平凡なものだったが、一緒に回ったギャラリーには、印象深い一日になったに違いない。

来週はツアーを休み、2週間後の「ミズノクラシック」にディフェンディングチャンピオンとして登場する。「疲れもあるので、来週はしっかり休みをとって、球はあまり打たずに基本のドリルをしたりして準備します」と、リフレッシュ重視の調整で、1年ぶりに思い出の舞台に戻る。