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桃子のガッツUSA!!

チーム桃子、日本の風は読みきれない!!

国内女子ツアー第25戦「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」を初日に5アンダーをマークし首位タイにつけた上田桃子。大会連覇に向け、2日目も5アンダー「67」を目指してスタートしたが、思うようにスコアを伸ばすことは出来なかった。

2番パー5で3打目のアプローチをピン手前2mにつけてバーディを奪った上田は、続く3番では2打目でグリーンをオーバーしてボギーを叩いてしまう。5番は2m、9番では下り6mのバーディパットを決め前半を2アンダーで折り返すが、11番パー3で2.5mのパーパットを外し、スコアを落とす。

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その後、13番は2打目の8番アイアンでピン手前50センチにつけ、17番でも7番アイアンの2打目でピンの右横1mにぴたりと乗せバーディを奪い、通算8アンダーまで伸ばした。首位の有村智恵とは1打差で最終日を迎えることになった。

「途中、10番から13番まで急に風が強くなって。さらに風向きが一定していなかったので、距離感が全くあいませんでした」。上田の11番パー3でのボギーは、ティショットがピンよりも25ヤードもショートしたことが原因だった。

「キャディのテリーとも相談しましたが、彼は『日本のコースは地形が入り組んでいて難しいから、風の計算ができない』と言うんです。私も読みきれなかったので、『私もわからない』と話していました」。風だけでなく、グリーン上の起伏にも戸惑った上田だが、「今日も危なげなく平常心でゴルフを楽しめました」と笑顔で振り返る。

最終日は1歳年下の有村との対決になりそうだが「智恵ちゃんは、いまでも私の中では一歳下のかわいい後輩です。先週の試合はテレビ観戦しましたが、さくらちゃんが優勝したシーンを見て思いましたが、良いライバルたちには負けたくないという気持ちが強くなりました」。米ツアー選手の一時帰国という気持ちを捨て、国内で残り2勝を目指す上田にとって、まずは明日の最終日で逆転優勝を果たすことが目標への第一歩になりそうだ。

2009年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント



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