2009年 日本女子オープンゴルフ選手権競技
期間:10/01〜10/04 場所:我孫子GC(千葉)
爆発の予感あり!? パットが決まり、桃子は5位浮上
前日、突然パッティングストロークを変えたものの、まったくフィーリングを掴めずに終わった上田桃子。「日本女子オープン」という大舞台での戦いを続ける中で、先週から徐々に良くなり始めたスタイルを変えることへの葛藤もあったというが、大会3日目もその新スタイルを貫いた。
「正直、悩んだ」という上田。決断を促したのは、今年の「全米女子オープン」での悔しい思い。「USオープンに勝ちたいと思ったし、それに向けて1年間絶対に頑張って準備をしようと思った。それをやりながらも、スコアを作っていこうと決めました」。今大会を「大事な試合だし、一年間準備をしてきた」と特別視はしているが、それでもさらなる上達の為の一歩を選択した。
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ハンドアップに構える新スタイルを、昨日は入らずに途中で止めて、「中途半端なことをしていた」と反省した上田。「昨日悔しくて練習して、今日はやっと思ったラインに載ってきて、2~3mのバーディパットが自信を持って打ててきた」と、この日になって新鮮な手ごたえも掴めてきた。
大会3日目は6バーディ3ボギーの「69」。6つのバーディが上田の自信に直結する。通算4アンダーとした上田は、首位とは7打差の5位タイへ浮上。「やっと来たなという感じ。明日、噛み合ってくれればビックスコアも出せなくはない」と、その表情も明るさを取り戻した。
「(優勝する為に)2桁はマスト。私は7(アンダー)を目標にして、あとは運頼み。先にフィニッシュして、待っていられるようしたい」と、いつもの桃子節も復活だ。
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