初日とは異なり、ラウンド中に笑顔を見せる上田桃子

国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」の2日目。初日に5オーバーの56位タイと出遅れた上田桃子は、2日目にイーブンパーまでスコアを戻す目標を立てて10番ホールからスタート。ところが、14番でボギーが先行し、6オーバーで予選のカットライン上に名前が並んだ。

「カットラインは、昨日の時点で4オーバーでしたから、今日なら6オーバーくらいだろうと思っていました。自分で失敗をしない限り、大丈夫だと思っていました」と話す上田。6オーバーまでスコアを崩した時も、焦る気持ちはなく後半でスコアを伸ばすことを考えていた。

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すると後半の6番でバーディを奪うことに成功し、通算5オーバーの33位に順位を上げて最終日を迎えることになった。目標のイーブンパーに戻すことが出来なかったが「前半にバーディチャンスがいくつかありましたが、それが取れなかったのがもったいなかったかな。ここは運もないとビッグスコアは出ないし、バーディパットが5、6mになってしまうのはしょうがないですね」

次週はツアーを1試合休み休養に当てる予定の上田は「明日はどういう1日になるかはわかりませんが、ガツガツとアグレッシブにやって行きたいですね。そういった中で、ゴルフの流れを作ることができれば、4つとか5つとかスコアを伸ばしていけると思うし、5つ伸ばしてイーブンまで戻せばトップ10も狙えると思いますので、頑張ります」

依然、体力の低下から後半は体が重く感じたという上田は、気合を入れなおして明日の最終ラウンドに挑む。