2008年 カパルアLPGAクラシック
期間:10/16〜10/19 場所:ベイコースカパルアリゾート(ハワイ州)
桃子25位タイ「課題は見えた」
「カパルアLPGAクラシック」3日目の上田桃子は、10番スタートの第1組。9:54に誰にも踏まれていない綺麗なコースへ、颯爽とティオフした。
早速、出だしの10番パー5でピン上2mのバーディチャンスにつけた上田。しかし、ファーストパットを1mオーバーすると、返しも外して3 パットのボギーとしてしまう。続く11番でも、アプローチで1.2mに寄せたが、これを外して連続ボギー。しかし、12番パー3で1mにつけてバーディを取り返すと、13番では8mのパットを沈めて連続バーディで盛り返した。
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この日は出入りの激しいゴルフとなった上田。結局、5バーディ4ボギーの「71」と、ひとつスコアを伸ばして通算1オーバーとし、首位とは6打差の25位タイで3日目を終えた。
「早いスタートで風が無い中だったのでバーディが沢山獲れたけど、ボギーも沢山打ってしまいもったいなかった。今日の出だしのボギー、ボギーも防げるミスだった」という上田。今週は5つあるパー5のうち、この3日間でバーディを獲ったのは15番での2回だけ。「100、110、120ヤードが自分の課題です」と、パー5の3打目でしっかりと距離感を出せていない事が、伸ばせていない原因だ。
「アメリカではロングでの1打が流れを作る。日本では凡ミスをしても、勝ってしまえば忘れてしまうことが多いけど、ここでは絶対だめですね」。層の厚いアメリカツアーで、1打の重さを改めて痛感することとなった上田。優勝争いには届きそうにないが、「1日ずつ良くなっているので、ビッグスコアを出したいです」と、最終日に向け、再び気持ちを締め直した。