課題のパッティングで手ごたえを掴んだ上田桃子。最終日もスコアを伸ばすか！？

今週からの試合が今季を占う意味でも大事だと話していた上田桃子。「スタジオアリス女子オープン」の初日に3連続ボギーでスタートし、7オーバーの66位タイと大きく出遅れてしまった。2日目こそはとアンダーパーを目標に掲げて10番ホールからスタートし、前半は2バーディ、2ボギーのイーブンパーで終えた。

後半はチャンスというチャンスは無かったが、その分ピンチなく8番まで終えた。そして最終9番、ピンの右横10mにつけ、そこからのバーディパットを沈め通算6オーバーでホールアウト。順位も27位タイまで上げて笑顔でクラブハウスに戻ってきた。

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「アンダーパーで回れてよかった。昨日は自分の日じゃなかったというか、しっかりした準備が出来ていなくて。昨日はグリーンの奥にこぼれることが多くて、アプローチで寄りにくい状況が多くて・・・。今日は手前から攻めるマネジメントでいって、パッティングも良かった」と話し方も前日と全く別人のように、すらすらと思っていることを口に出した。

前日のラウンド中に悩んでしまったパッティングについては「昨日、お母さんと話して、入らなくて前のスタイルに戻すというのは先が無いし、先を見てやったほうが良いと、ダメでもしょうがないという気持ちでやっていたら、途中ですごく掴めたというか・・・フェースをスクエアで構えるようにしたら、だいぶラインが出せるようになった」と、嬉しそうに話す。

「優勝は無理だけど、ベスト10は狙えると思うので、トップ10に入って来週に繋がる良いゴルフをしたいと思います」と、清々しい表情で最終日の意気込みを語る。なにか、吹っ切れたように感じる上田。最終日もスコアを伸ばして、存在感を示してもらいたい。