この日はラフからグリーンを狙うことが多かった上田桃子

国内女子ツアーのメジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権競技コニカミノルタ杯」に出場するため、米国から帰国後すぐに試合を迎えた上田桃子。国内メジャーに向けて「楽しみ」と話していた試合前から一変、試合中はほとんど笑顔を見せることがなかった。

大会初日に4オーバー59位タイと出遅れ、2日目にはイーブンパーでまとめて38位タイに浮上し予選を通過。しかし、3日目にはバーディを1つも奪えず4オーバーで通算8オーバーの42位タイに後退。

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そして最終日はバーディを2つ奪ったが、7つのボギーとダブルボギーが1つ。7ストローク落として通算15オーバーの59位タイに低迷してしまった。

スタートの1番からティショットを左サイドの深いラフに入れ、2打目はグリーンを狙ったが思うようにボールを捕らえられず3オン2パットのボギー。今週の上田はドライバーなど長いクラブでボールが高く上がらず、低い弾道のままフェアウェイに落ちてもラフに転がり込んでしまうことが多かった。

したがって、2打目でピンを狙えるようなチャンスにも恵まれず、耐えるゴルフを強いられてしまった。苦しいゴルフが続いてしまったが、次戦以降どのように再調整してくるかが楽しみだ。