90位タイで予選落ちを喫した上田桃子。悔しさの募る国内最終戦となった

上田桃子にとっては、悔しさばかりが募る国内今季最終戦となった。「大王製紙エリエールレディスオープン」初日に83位タイと大きく出遅れた上田は、2日目も立て直すことができずに「78」と崩れ、通算11オーバーの90位タイ。国内ツアーでは、今季2度目となる予選落ちを喫した。

「こういう終わり方で、すごく残念。悪いところが全部出てしまった」と肩を落とす上田。今年はスイング改造との戦いでもあったが、「途中から何かを変えることは難しいと思った。練習ラウンドまでは“いける”と思えるのに、試合ではできないのが現実なのかな」。弱気な言葉が続いた。「プロとして悔しいし、情けない。今年のオフは、この悔しさを忘れないで練習したい。これまでは、気持ちを強く持てば良い方向に向かっていたけど、今は悪いほうに向かってしまう。信じられるものが無い状態なので、それを見つけるためにも練習したい」。

さらに、来週に開催される米国女子ツアーの最終戦「LPGAツアー選手権」に向けても、消極的な心情を口にする。「最終戦は考えようかな、とも思っています。今の状態では良いゴルフができないと思うし、これから相談します」。上田のショックの大きさを物語っていた。