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さくら、父の指導で高額賞金をゲット出来るか!?

国内女子ツアー第8戦「ヴァーナルレディース」開幕を明日に控え、横峯さくらは会場となる福岡センチュリーゴルフ倶楽部で練習ラウンドを行った。前夜から明け方にかけて降った雨は日が昇る前には止んで、気持ちよく晴れ渡った空の下でのラウンドとなった。

この日は朝から久しぶりに父・良郎氏が娘のラウンドに帯同。しかし、そのラウンドは変則的なものだった。スタートは1番ホールのセカンド地点から。先に回っていた上田桃子の組に混じって、グリーンまでをこなす。すると今度は隣の4番ホールに移って、4番、5番と今度は上原彩子の組に入る。5番が終わると今度は7番のアプローチへ移動と、気になるポイントを集中的にこなすスタイルだ。

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このラウンド中、特に意見がぶつかったのが16番パー5。ティから200ヤード付近をクリークが横切るホールで、迷わずドライバーを振りぬいた横峯の球は、フェアウェイ右のラフへ。落下地点のフェアウェイが絞られているため、どうしてもラフに入りやすい。そこから2オンを狙えないのだから、クリークに入れる危険を獲る必要はないという良郎氏に対し、もちろんアゲンストがもっと強ければ刻むけど、2打目でグリーンに近づいた方がバーディの確率が高くなるのだから、という娘の意見は、父の執拗な言葉攻めもあって一時険悪なムードを漂わした。

「調子は悪くないのだけど、頭が悪いので・・」。ラウンド後、最近恒例となったセリフで記者の質問に答えた横峯。「難しいホールでボギーを打ってしまうので、今日はそこを入念にチェックしました。(そのホールをパーで乗り切れると)3日間通してスコアが大きく違ってくるので。と、父に言われました(笑)」。

今週は優勝賞金2,160万円と高額賞金が掛かった大会。「もちろん稼ぎたいという気持ちはありますね。(1日の)目標はアンダーパーです」という横峯。最近調子も上がってきているだけに、上位進出で賞金ランキングも上げたいところだ。

2007年 ヴァーナルレディース



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