2008年 樋口久子IDC大塚家具レディス
期間:10/31〜11/02 場所:武蔵丘GC(埼玉)
風に行く手を阻まれ、12位タイに後退
「樋口久子IDC大塚家具レディス」初日。一時は4オーバーまで落としたものの、中盤から後半にかけてのバーディラッシュにより、1アンダーの9位タイまで浮上した横峯さくら。その良い流れを途切らせることなく、幸先の良いスタートを切る。
1番パー5は3打目もアプローチを寄せきれずにパーとしたものの、2番パー4ではピン右7メートルのバーディパットをねじ込む。4番パー3ではピン右3メートルにつけ、これを沈めてバーディ。初日にダブルパーを叩いた5番パー4では3オン2パットのボギーとしたものの、9番パー5では2オンに成功し、らくらくとバーディを奪取。「前半は良い流れだった」と、首位と1打差の通算3アンダーで前半を折り返す。
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しかし、11番パー4のティショットは「狙ったところに打てていたけど、木がスタイミーになって2打目が出すだけになってしまった」という不運。ここをボギーとすると、続く12番パー3では「いいショットだったけど、風に流された」とグリーンを外し、連続ボギー。最終的には後半に2ストローク落とし、この日「72」。通算1アンダーの12位タイに後退した。
先週から調子を崩していたドライバーは復調したものの、「風に悩まされたこともありましたが、やっぱり(アイアン)ショットですね。納得のいくショットができていませんでした」と横峯。朝から吹いていた苦手な風が、ショットへの不安を生んでしまったようだ。首位と5打差で迎える最終日。「今日みたいな風だったらガマンのゴルフになると思います。風が吹かないことを期待して、アンダーパーで回りたいですね」。勝利の女神に、横峯の願いは届くか。