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さくら、今季初優勝をメジャー制覇で飾れるか?

先週は、単独首位で最終日を迎えながら、終盤崩れて優勝を逃した横峯さくら。ここまでの平均ストロークはツアーナンバー1。今季20試合して、トップ10入りが15回と抜群の安定感を誇っているが、近くて遠いのが“優勝”の二文字だ。今週は優勝賞金2,800万円。賞金女王レースでも大きな意味を持つ「日本女子オープン」で今季初優勝を目指すこととなった。

このコースは月曜日にアウトの9ホールをラウンド。火曜日はプロアマで18ホール。この日は、父でコーチの良郎氏がつきっきりで18ホールをラウンドするなど、みっちりと準備を整えている。

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「最初は(コースが)狭いイメージで、3Wを多く使う印象だったけど、何回か回っていると、ドライバーでもいけるかなという感じになってきた」という横峯。「1日1日こなしていくうちに、段々攻め方が分かってくる感じですね」と、練習ラウンドを繰り返し、コースの理解度を深めている。

先週の課題に挙げたドライバーショットは、「大分修正できている」という。良郎氏が考案した、アイスピックの上にゴムのティをくっつけた約20cmの特製ロングティで行う練習も効果を発揮しているようで、良郎氏は「これでまっすぐ打つには肩を水平に回さないといけない」と、自信たっぷりに説明してくれた。

「グリーンは大きいので捉えられるイメージはあるけど、1日1日こなしていく感じになると思う」という横峯。長い4日間の戦いが開幕する。

2008年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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