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さくら、イーグルで2打差に迫る!

「エリエールレディス」2日目、この日のベストスコアとなる「67」で回った横峯さくらは、通算5アンダーまでスコアを伸ばし、首位の上田桃子と2打差の4位タイへと浮上。初日の出遅れを取り戻し、最終日に逆転賞金女王への望みをつないだ。

2番で2mを沈め、1アンダーで迎えた346ヤードの6番ホール。ティショットの落しどころ付近が極端に狭く、両脇がOBとなっているミドルホールで、横峯は5Iを選択した。「ラッキーだったんです!」やや左に引っかかったショットは、すぐ隣がOBゾーンのカート道で跳ねて、前方へ。ピンまで80ヤード付近まで転がっていき、そこから6mにつけてバーディ奪取に成功した。「ダボとバーディですから3打違いますね」。命拾いした横峯は、前半だけで4つスコアを伸ばして折り返した。

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12番からの4ホールで3つのボギーを叩いたが、「やっぱりショットが悪いので、それが出てしまいました」と振り返る。「でも、気持ちを切り替えることが出来たので上出来です」という横峯は、16番でバーディを奪い盛り返した。

圧巻は507ヤードの18番パー5。ティショットをフェアウェイに置くと、ピンまで225ヤードの第2打を3Wで右10mにつけた。「アゲンストだったので、グリーンで止まってくれました」という横峯は、このイーグルパットを見事に沈め、最終組にも届くギャラリーの大歓声を浴びた。「あ、さくらちゃんが決めたんだな」と思ったという上田に、2打差に迫る通算5アンダーフィニッシュ。

「ドライバーはまだ違和感があるのですが、昨日までは合わせにいっていたので、今日はしっかり振り抜いていこうと思いました」という横峯。昨夜はショットもパットも悪く落ち込んでいたが、父との電話で『そういう時もあるから』と、「父にしては優しい」言葉を掛けられ立ち直れたという。

「優勝だったりとかは、あとからのご褒美ですから。まずは自分がやるべき事をやってからですね」と、明日も普段どおりのマイペースで臨むつもりだ。

2007年 大王製紙エリエールレディスオープン



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