ラフからショットを放つ横峯。得意のドライバーが不発ではスコアも伸びない・・・

「伊藤園レディス」最終日、逆転賞金女王へ向けて正念場を迎えている横峯さくらは、通算5オーバーの37位タイから上位進出を目指してスタートした。

出だしの1番で幸先良くバーディを奪った横峯は、10、12番もバーディとしてスコアを伸ばす。だが、苦手ホールという16、17番を連続ボギーとしてしまい、最終日は「71」。スコアを1つ伸ばすに留まって、通算4オーバーの30位タイで大会を終えた。

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今週は大会前に使用予定だった新ドライバーの「ザ・ゼクシオ」が、R＆Aの適合クラブリストへの掲載が間に合わず、急遽使えなくなるというハプニングに見舞われた。現地でヘッドを変えたり、シャフトを挿し変えたりと試行錯誤を繰り返したが、急造ドライバーがショットの調子に少なからず影響を与えてしまったようだ。

最終日は先週まで使っていたものに戻して、ようやく「許容範囲の曲がり」だったという横峯。だが、賞金女王争いでは、15位タイに入った上田との差は3,205万円余りに広がり、残り試合数もわずかに2試合と、逆転への条件はさらに厳しいものとなってしまった。

「（残り2試合は）優勝しかないですね。気持ちを切り替えて頑張ります！」と話す横峯。地元で開かれる最終戦、メジャー大会である「リコーカップ」を盛り上げるためには、来週の「エリエールレディス」では、“優勝”が必須条件といえるだろう。