2007年 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント
期間:08/31〜09/02 場所:アルペンGC美唄コース(北海道)
昨年の失敗は繰り返さない!16番ティショットは仕切りなおして慎重に
最近の国内4試合で2位、2位、優勝、4位と絶好調の横峯さくらが、今週は北海道の見唄市で行われている「ゴルフ5レディス」に出場。そして、その好調さがそのままスコアに現れ、5バーディ、ノーボギーの5アンダーで単独首位に立った。
5番パー5では残り90ヤードの3打目をピン1メートルにつけバーディ。7番で3メートルのバーディパットを沈めると、8番、9番とピンチを招いたが、2メートル、2.5メートルのパーパットを沈め切り抜けた。
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後半は15番パー3、そして昨年てこずった16番、さらに浮島グリーンの17番パー3と3連続バーディを奪う快進撃を見せた。16番は昨年、初日にティショットを池ポチャ。そして最終日には2打目に池に入れ優勝争いから脱落してしまった。その嫌な思いを振り払おうとしたのか、一度アドレスに入ったが、一旦仕切りなおしをしてティショットを打った。結果は右サイドのラフまで行ってしまったが、そこからピン手前4メートルにぴたりとつけた。
横峯の今週の課題は、ティショットで距離を出したいホールでしっかりと出すこと。従来よりも15から20ヤードは伸びているという。コースがフラットでフェアウェイに起伏があることから、全英女子でラウンドしたセントアンドリュースに似ているかと質問を受けると「芝がなければ似ているのかな・・・。全英に比べると易しいですね」。
その全英の前まではパーを拾うことを第一に考え、バーディが奪えたらラッキーぐらいに考えていた。ところが、全英から帰国した今は、攻めようという気持ちに切り替わったという。この気持ちを維持し今季2勝目に続き、3勝目も首位を一度も譲らぬ完全優勝で飾るか注目だ。